【症例紹介】舌扁平上皮癌
腫瘍科
2021/06/23/
・術前
症例
動物種:猫
品種:雑種
性別:去勢オス
年齢:16歳8ヶ月
体重:3.1kg(元々4.2kgあった)
主訴
舌の裏にできものがあり、よだれも垂れている。ごはんを食べづらそうで、食欲も落ちている。
検査
麻酔前検査として血液検査を行った上で、全身麻酔下でFNA(穿刺吸収細胞診法)による細胞診検査を実施。院内にて悪性腫瘍と診断。
そのまま舌を観察したところ、舌尾側にさらに別の腫瘤塊を確認したため、飼い主様とご相談の上、舌の切除および病理組織検査の為に腫瘤切除を実施。
診断
舌扁平上皮癌
口腔内扁平上皮癌について詳しくはこちらへ。
治療
腫瘍はマージン良好に外科的に切除した。
患者動物の負担の考慮および飼い主様のご希望もあり、抗ガン剤治療は見送った。
・術後
飼い主様のご希望もあり、ごはんは経口で流動食を摂取。
自力での嚥下も認め、経過良好。
現在経過観察中。
参考図
足立区東和にある亀有東和動物病院。
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