“さくらねこ”とは?
2022/02/27/
“さくらねこ”
皆さんご存知でしょうか?
“さくらねこ”とは?
捕獲された後に避妊手術や去勢手術が行われた目印のために、耳の形がカットされた野良猫のことです。
耳の形がさくらの花びらになっていることから
“さくらねこ”と呼ばれています。
「耳をカットするなんてかわいそう」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、目印をつけておかないと、地域猫が再度捕獲されてしまう可能性を防ぐためでもあり、耳のカットは動物愛護事業の一環として行われているのです。
当院は、足立区の猫の不妊去勢手術費助成金制度の協力病院です。
詳しくはこちらをご覧ください。
また地域猫の動物愛護活動をTNR活動と呼びます。
TNRとは?
Trap(トラップ)地域猫の捕獲
Neuter(ニューター)不妊、去勢手術の施術
Return(リターン)元の場所に戻す
頭文字をとって略したものになります。
1匹のメス猫で一般的に人生のうちで約3回出産します。
1回の出産で5〜8匹子猫を産みます。更に生まれてきた子猫はたった4ヶ月で成熟し、母猫として子供を産めることが出来る状態になるのです。
すると、1匹の猫から派生して生まれる猫の数は1年で約50匹と考えられます。
繁殖力が高いため野良猫を放っておくと殺処分される数も増加します。また不妊、去勢手術を施さないことによって増えてしまった猫の飼育崩壊にも繋がっていきます。
当院では猫の不妊、去勢手術費助成金制度で野良猫の手術ができます
不妊去勢手術を受ける前に、足立保健所生活衛生課の窓口で、申請者ご本人の手続きが必要となります。この際、印鑑と本人及び住所の確認ができる公的書類(後記)をご持参ください。
窓口での申請手続き終了時に、「猫の不妊去勢手術費助成承認通知書」、「猫の不妊去勢手術依頼書」、「猫の不妊去勢手術完了届」をお渡しします。
承認日から60日以内(60日より前に年度を超える場合は3月31日<閉庁日の場合は直前の開庁日>まで)に、区内の協力動物病院で不妊去勢手術を受けてください。その際、「猫の不妊去勢手術費助成承認通知書」は動物病院に提示後、申請者本人用として保管してください。動物病院には残りの「猫の不妊去勢手術依頼書」、「猫の不妊去勢手術完了届」をお渡しください。お支払いになる手術金額は、助成金額を差し引いた金額になります。
(足立区ホームページより引用)
詳しくは足立区ホームページの「猫の不妊去勢手術費助成制度について」をご確認ください。
地域猫の避妊去勢手術に関するご質問
Q, 入院になることはありますか?
A, 日帰りでございます。
Q,捕まえてすぐ手術出来ますか?
A,手術枠が空いていれば、当日手術も可能です。
お問い合わせして頂きますよう、お願いいたします。
Q,捕獲器ありますか?
A,恐れ入りますが、当院では御用意はございません。
これから暖かくなってきて、子猫が増えてくる時期になると思います。
不幸な猫さんを増やさないためにもぜひ、さくらねこを知っていただきたいです。
そして、さくらねこを見かけた時に『この地域で愛されている猫さんなんだな』と感じていただけたらと思います。
ご不明な点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
足立区東和にある亀有東和動物病院。
足立区東和、中川、大谷田、谷中、葛飾区亀有から多くの方にお越しいただいております。
ご予約・お問い合わせはLINE(https://lin.ee/7waSgKr)またはお電話(03-5856-1412)よりどうぞ!