【症例紹介】脾臓腫瘤
腫瘍科
2023/02/27/
症例
ポメラニアン、避妊メス、9歳
主訴・経過
お水を飲む量と、尿の量が多い(多飲多尿)とのことでご来院され、尿検査、血液検査、腹部超音波検査で、スクリーニングを行いました。
その際、腹部超音波検査で脾臓に腫瘤が認められた為、オーナー様とご相談の上、手術により脾臓を摘出し、病理組織検査を実施することしました。
検査
腹部超音波検査にて、脾臓に約1.7㎝×1㎝の腫瘤を認めました。
手術
脾臓摘出手術の実施
先生から一言
今回は病理組織診断の結果、「結節性過形成」という非腫瘍性病変との診断でした。
結節性過形成であっても、大きくなると破裂して腹腔内出血を起こす場合もあります。
脾臓の腫瘤は、よっぽど大きくなるか破裂するなどがない限り症状は出ないため、元気そうにみえても健康診断などの機会に超音波検査を行うことがお勧めです。
お気軽にご相談ください。
足立区東和にある亀有東和動物病院。
足立区東和、中川、大谷田、谷中、葛飾区亀有から多くの方にお越しいただいております。
ご予約・お問い合わせはLINE(https://lin.ee/7waSgKr)またはお電話(03-5856-1412)よりどうぞ!